ウェブ進化論
梅田さんのはてなのサイトはちょくちょく見ていたので、内容に驚くことはないけれど、やっぱりこうやってまとめて読むことによって思うことは多々ある。
わたしは「不特定多数無限大への信頼」を寄せていて、オープンソースへなんらかの形でコミットしていきたい、と思っていたことを思い出した。ひさびさに「伽藍とバザール」を読み直してみたいとも思った。
blogについての言及はやっぱり自分のところについて考えさせられる。新しいblogのぼんやりしたアイデアはあるのだけど、そのアイデアを誰かと共有することさえ、なかなかできない。これは今年の個人的な重点実施課題だ。また、SNSについて、わたしはmixiに参加しているけど、いまいち利用価値がわからないでいたのだけど、それに対するひとつの回答がでていたような気がする。
梅田さんは、脱エスタブリッシュメントと称して、若い世代との出会いと、彼らの才能を見失わないように担保することを自身の重要な役目だといっている。ビル・ゲイツが1955年、ラリー・ページとセルゲイ・ブリンがわたしと同じ1973年生まれ、18年周期で世代交代すると仮定すれば、次は1991年生まれになることが書いてある。10年後、自分がその世代とどうかかわっていくのか想像してみようと思う。