exlibris

Whatever you do, Whatever you say, Yeah I know it's alright

2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

バースデイ・ストーリーズ

中央公論新社 レイモンド・カーヴァー, ポール・セロー, ラッセル・バンクス, デニス・ジョンソン, ウィリアム・トレヴァー, ダニエル・ライオンズ, リンダ・セクソン, デイヴィッド・フォスター・ウォレス, イーサン・ケイニン, アンドレア・リー, 村上 春…

ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を

新風舎文庫 菊地 敬一 大学生の頃、下北沢のヴィレッジ・ヴァンガードに初めて行ったとき、こんな本屋あり?と思って驚いた。たぶん、「クイック・ジャパン」のバックナンバーかなにかを買って帰ったような気がする。 当時、本屋やりたいなぁ・・・とぼんや…

翻訳夜話2 サリンジャー戦記

文春新書 村上 春樹, 柴田 元幸 だから君も他人にやたら打ち明け話なんてしないほうがいいよ。 ブログなんてまったく頭のイカレたやつらのやることだと思ってたけど、やり始めてみると、自分の気持ちを言葉にするように努力してみたり、誰かと何かを共有する…

エロティシズム

中公文庫 澁澤 龍彦 前半は形而上的なお話で面白かったけど、後半は澁澤の名前が表紙についてなかったら、電車の中で読むにはちょっと恥ずかしかった。 ボーヴォワールが何度も槍玉に上げられててかわいそうだったけど、あとがきで、書いた当時と現在では意…

哲学の謎

講談社現代新書 野矢 茂樹 ほとんど酔っ払いながら読んだ。 5分前に世界が始まったとしても、いまと何一つ違わない世界で、ことばによって虚構を紡ぐんだって。対話形式なんだけど、こんなインテリジェントな会話、かっこよすぎて吐きそう。・・・ただ飲みす…

手紙、栞を添えて

朝日新聞社 辻 邦生, 水村 美苗 文学についての往復書簡で、読みやすいけど、ほとんど読んだことのないものばかりだったせいか、なにも心には残らなかった。 ひとつ面白かったのは「若草物語」なら自分は誰、というやつ。子供の頃、わたしは図々しくべスだと…

7つの習慣

キングベアー出版 スティーブン・R. コヴィー 川西 茂 (訳) 昨年12月に読了。何度か読むかも、と思って久々にハードカバーを自費で買った。 わたしは結構素直なので(って書くとばかみたいだけど)、なるほど、と思って読み始めた。相互依存の部分は特にそう思…

体の贈り物

マガジンハウス レベッカ・ブラウン 柴田 元幸 (訳) 何の感情の表現もなく、淡々と死へ向かう人たちのことが書いてあります。 おばあちゃんが死にかけているので、母に贈ろうと思います。

ジャック・ウェルチに学んだ仕事の流儀

サンマーク出版 ロザンヌ・バドゥスキー 小沢瑞穂(訳) 昨年12月に読了。 久々に仕事に対するテンションがあがった。けどウェルチ礼賛、という印象も大きすぎてちょっとうざい。誰もがウェルチみたいな人にマネージメントされてる訳じゃないしね。