exlibris

Whatever you do, Whatever you say, Yeah I know it's alright

やさしいベイトソン

ベイトソンは有名な文化人類学者らしいけど名前を見聞きした記憶もなかった。研究分野がいろいろでどこから読んだらよいか探すためにやさしいと言ってるほこの本を手に取ったけれど、それほど分かりやすくはない。

フレームはちょっと難しすぎて理解できない。ダブルバインドは事例としてはわかるところはあるけれどそれを分裂症とも違うメンタルプロセスのなかに取り込んで治療に役立てたり、禅の思想に近いものだというところでは置いてけぼりにされた。

抽象化の技法について読むのが今年の読書のテーマなんだけどベイトソンはまたどこかで戻ってくるだろう。

『やさしいベイトソン』