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exlibris

Whatever you do, Whatever you say, Yeah I know it's alright

『小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則』

わたしはこういう翻訳っぽい文章がわりと好きなのでまったく気にならないけど、最初読みづいらいと思うひとはいるかもしれない。目次からして素敵である。とくに「生産性」「競争相手」「ダメージコントロール」「文化」、よく言われてることではあるけれど改めてメモしたい。

  • 2時間で終わると思ったタスクが16時間かかっていたら、その努力は時に無駄な働きすぎだ。2時間で済むと評価した瞬間にはそれだけの価値があったけど、この16時間で他にたくさんのことができたはず。さらに自分自身をフィードバックから遠ざけている。メンバーの一人が2週間以上の時間を費やしてたたら他のメンバーに見てもらう。直接手がかせなくても再検討して意見がもらえるかもしれない。やめることが最善の方法になりえることもある。
  • 競争相手を打ち負かすには、何事も相手より「少なく」することだ。簡単な問題を解決して競争相手には危険で難しくて扱いにくい問題を残す。ひとつ上をいくかわりにひとつ下回るようにしてみる。
  • 間違いを自分のものにする。メッセージはトップから発する。最上位の人間が力強く指揮をとる。ノーコメントはなし。人間として謝罪し事故の詳細を説明する。誠実に顧客のことを考え行動でしめす。顧客サービスでは完璧でなくていいから素早く反応する「ちょっと調べて折り返し連絡します」だけで良い状況に転じることもできる
  • 文句は放っておく。ポジティブな意見よりネガティブなほうがうるさく情熱的だ。聞いていることを示して不満を理解していることを知らせる。でもしばらく様子を見たいとはっきり言う。ひとはいずれ自分たちで変化に対応する。
  • 規則はそんなに起こらない状況に大げさに反応した傷跡で、一人の間違いに対するみんなへの罰だ。大げさな反応はやめて何度でもありえる状況を想定して規則は作るものだ。
今の会社も外部へのメールの最後にこの文章は機密情報を含み得るみたいな文言がつくようになった。これは会社からの「あなたを信用していません、文句があるなら裁判所で会いましょう」というメッセージなんだな。

『小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 』