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exlibris

Whatever you do, Whatever you say, Yeah I know it's alright

『人生のちょっとした煩い』

人生のちょっとした煩いグレイス・ペイリー, 村上 春樹 (翻訳)

母の職場に新年の挨拶に行くと今日は休みだという。出勤予定だと聞いていたので実家の父に電話すると何も知らない様子で「仕事だよ」という。「あ、そうだっけ?」とシラを切って電話を切る。

母も人生にちょっと煩っているんだな、と思う。(結局風邪引いて早退しただけだったらしい)

男が会社で(社会で?)成功することが人生の目標で、女は家庭を守るのが仕事だった時代のフェミニストの書いた話だ。先日亡くなった祖母よりちょっと年上のペイリーだけど、うちのばーちゃんも50過ぎてからも仕事してたらしい。母も正月二日から働き通しだ。わたしも明日から仕事だけど、ペイリーにもばあちゃんにも母にもあってわたしに無いものがある。もちろんひとつじゃなくてたくさんあるけど、それがペイリーのTwo Ears, Three Lucks。